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過去の油職人今昔話

 

2016年6月

データと言うものの必要性

「弊社は商品に関するデータを一切公開していません。

おいらの経験上だがデータより使ってみるのが一番と結論を出しているからです。

そして非公開の一番目に来る理由が、公開しても誰も信じないんです。

聞く方は自分に都合のいいデータ(知っている)だけを前提としているので想定外のデータは

「そんなバカな」

「有り得ない」

と口裏を合わせたように同じ事を言われる。

とても疲れます。

今ある販売店の担当者だって使用するまでは全くってぇ言うほど信じてもらえなかった。

自分の目で見たこと(体験)は絶対である。

データではないのですが、取説を読まずに使用される方が時々いらっしゃいます。

読まないでご使用されるのは自由なのでかまわないのですが文句を言われるのは如何なものかとちと悲しくなります。

例えばCPOやCPO[R]が飛び散るなら、使い慣れた方ならつけ過ぎだと解るのですが、取説を読んでないと弊社の製品を使う前に使用されてたモノと同じ使い方をしてしまうとCPOやCPO[R]は確実に飛び散ります。

CPOやCPO[R]はチェーンサイズにもよりますが1cc〜2cc塗布するだけです。

只、少量塗布しても飛び散る場合があります。CPOやCPO[R]を使用する以前にご使用されていた他社オイル系のチェーンルブがチェーンに残っている状態にCPOやCPO[R]を塗布するとそのルブを取り込んで同化し、つけ過ぎに似た状態になることによります。

燃費と言うデータを各メーカーが出していますが、この燃費を出せた方は多くはないでしょう。

だとすれば何の意味もありません。

おいらはデータと言うものはお客様自信が創り上げるモノだと思っています。

本当のデータとはそう言うものではないでしょうか。」


































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