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E.G.S[LIMITED]について、「ピストンをフローティングすると・・・・・」抵抗が少なくなると思うでしょうが、逆に抵抗が大きくなるんです。
爆発工程で発生したピストンを押し下げる力が、ピストンサイドから漏れて抵抗が低減されていました。
E.G.S[LIMITED]を使用することでコンプレッション漏れは皆無となるので抵抗は大きくなりますが、燃焼効率や吸入効率が高まり燃費が良くなるんです。
だからエンジンオイルだけ円陣家至高のモノに交換しても大して燃費は良くならないのです。
勿論、弊社のエンジンオイルだけではなく他社のエンジンオイルでも同じです。エンジンオイルで低減出来る燃費はどんなに頑張ったって数パーセントがいいところです。
ある大手の石油メーカーが自社オイルの宣伝をテレビで流したのを覚えていますか?
省エネ低燃費を謳ったエンジンオイルの低減出来る燃費は2%だそうです。(弊社のデータではありません)
エンジンオイルは燃費向上に其れほど役に立たないが、円陣家至高のエンジンオイルはフローティングさせることイコール放熱面積の増大でエンジン温度を低減させることが出来ます。
エンジン温度を下げるイコール油温も下げるので温度によるエンジンオイルの劣化が低減されるのです。
ピストンサイドからの吹き抜けも無くなるのでエンジンオイルの酸化が低減出来ます。酸化が限りなく低減出来ることでスラッヂを全く発生させません。
又、フローティング効果はピストンの首フリ運動を100%防止するのでエンジン騒音を低減させることと振動を低減させます。エンジン振動は複雑で前述したピストンの首フリ運動でも起こりますが、多気筒エンジンの場合、各気筒のコンプレッションの不揃いによる不整爆発も振動発生源となります。
この両振動源をE.G.S[LIMITED]と弊社エンジンオイル群が取り去ってくれ振動を限りなく低減してくれるのです。
稀にですがおいらの創るエンジンオイルにエンジンオイル添加剤(自社他社製を問わず)を入れてみたいと言うユーザーがいます。
おいらの創るエンジンオイルにおいらの創ったエンジンオイル添加剤(E.G.Aなど)を添加する必要は全くありません。
何故かと言うと油の未来 (3)抵抗のところで述べた通り、おいらの創るエンジンオイルはエンジン内部の抵抗を取ることと、湿式多板クラッチの滑りとの微妙なバランスを計算して創られているからです。
もし本気で添加剤を使用したいのであれば、おいらの創ったエンジンオイル以外のエンジンオイルに使って欲しいのです。勿論おいらの創った添加剤(E.G.A)であってもおいらの創った油以外(他社のエンジンオイル)に使って欲しいのです。
円陣家至高エンジンオイルに添加剤の使用は絶対におやめ下さい。