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CPO新発売時点で他社の商品群においても全く存在すらしていなかった浸透式チェーンルブが、その後に他社からも販売される様になってきました。
これからも未だ浸透式チェーンルブを販売していない会社からもリリースされていくことと思います。
発売以来約13年、CPOのPの意味(penetration:浸透)がようやく認められたのだと思います。
弊社商品は発売から進化し続けています。より良い素材が見つかればテストし、より良いやり方が見出せれば試し、商品を進化させるために努力を怠ることはありません。
CPOは現在2世代目ですが近々3世代目に、CPO[R]は近々2世代目に進化させたものをリリースします。
CPOは耐久性を向上させ、CPO[R]は・・・・・言葉より使って頂ければ解ると思います。
勿論、価格は据え置き。
CPOやCPO[R]の存在はただ単に抵抗を取るだけではありません。
最終的にエンジンの出力を後輪に伝える大事な役目があります。
又チェーンの抵抗の大きさの認識など、これが理解されるまで相当な年月を要しました。
例えばレースで接戦の時など、CPOやCPO[R]を使用しているか否かで勝敗が左右されることもあるのです。
それ程チェーンの抵抗は凄まじいのです。
CPOのPが理解されたら次はCPOのOです。
弊社のCPOやCPO[R]を何故スプレータイプにしないのかは、大気放散が40%〜60%で無駄が出ると言いました。
本当はそれだけではありません。噴射するために使われ缶内に充填されているガスに問題があります。
スプレータイプを長く使っていれば必ず理解されると思います。スプレー化することで、いくつかの問題が生じます。その問題の中の一つが簡単に解る方法があります。
スプレータイプの浸透式チェーンルブを塗布後、後輪を回してみて下さい。軽く回るのが確認出来ます。その後何回も回しながら、その都度後輪の回転数を測定してみて下さい。
それから弊社のCPO又はCPO[R]を塗布して後輪を回転させてみて下さい。
答えが出るはずです・・・・・その出た答えを良く考えてみて下さい・・・・・
と言ってスプレータイプを否定しているわけではありません。スプレータイプを欲する方がいる限りその製品は必要とされるからです。
ナップおめでとう。今以上にがんばれよ。いつも応援してる。