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前回GRESIN[LG]について書きました。書き忘れたことがありましたので、続きとしてお読み下さい。
かなり昔、ボーっとバイクを見ながらバイクを前へ前へより前へと押し出してくれるモノは何なのかって考えたことがありました。
先ずエンジンが作り出すパワーやトルク、
次にミッション、クラッチ、チェーン、スプロケット、
そして後輪へとエンジンのパワーやトルクが伝わり、タイヤが路面を蹴ることで前へ進んで行く事になります。
そして、夫々がストレスを抱えていることに気付きました。
このストレスを一つ一つ取り去ってあげればバイクはより前へ進む力が強くなると考えました。
ご存知のようにエンジンに関しては抵抗と言う名のストレスを一括りで済まされるモノではありません。
そこで生まれたモノがEGS[LIMITED]でありEGAやエンジンオイル類です。
エンジンに内装されているミッションやクラッチのロスもEGAやエンジンオイル類で低減し、チェーンとスプロケットのロスもCPOやCPO[R]で低減し、リアのホイールベアリングのロスをGRESIN[LG]で低減させ、無駄を取り去った、前へ行こうとする力をタイヤへ伝えました。
でもタイヤが弾んでいては無駄なく伝わったとは言えません。
タイヤが弾むのはサス性能です。
その性能を上げたのはABSOです。
・・・・・さあーこれでOKだとはいかないのです。
前輪を忘れてはいけません。
前輪のホイールベアリングの抵抗です。この抵抗を取って初めて息を吐けるのです。
エンジンの持っている潜在能力を引き出し、その力を如何にロスなく前へ進ませる力に代えていけるかが最も必要なことではないかと思っています。
円陣家至高商品群の中で地味な存在であるGRESIN[LG]が光り輝くのは前へ進む原動力をお客様が考えた時だと思っています。
これが書き忘れたことです。